RSS

組織開発研究会

組織文化診断実績

アジアではより傾聴的な設問バランスを

例えば、ベトナムの場合、長男が先に家を出て就業する。末っ子が実家を継ぐことになる。長男は家族を持ち、家族と共に暮らすことを希望する。よって、社宅や学校、病院といったインフラは重要な要件となる。

都市部の二輪普及率は120%を超える。自宅から会社までdoor to doorだ。だから1時間以上通勤時間は考えられない。ベトナムの場合、都市部から少し離れた工業団地で働く人が多い。よって、通勤専用のバスが必要になる。当然、バスの環境も重要になる。

金利は12%を超える。二輪を購入しようとすれば20%の金利も珍しくない。月収3万円で30万円の二輪を20%の金利で買うわけにはいかないので、貯金して現金で買う。つまり、給与も毎年12%上がって当然という感覚になる。日本にいると、そんな事業計画を立てることはあまりない。

アンケートを行えば、設問内容に関することにすぐに取り組んでくれるはずだ、と誤解するケースも出てくる。そもそも日本の会社のことを良く知らないし、勤務年数も少ないので当然である。

設問設計でポイントとなるのは、リテンション、モチベーション、信頼の3つに留意して設問バランスを取ることである。また、記名式にするか無記名にするかも、重要であるが、アンケートにそのまま思っていることを回答するとは限らないので、より客観的に応えられる設問の工夫が必要だ。「仮にこういう立場になったら・・・どう思いますか」といった具合だ。

組織開発の基本であるが、フィードバックを忘れないことだ。

ページトップへ

escort escort bayan escort bayanlar escort istanbul escort ankara escort izmir escort partner escort bayan