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組織開発研究会

組織文化診断

組織文化診断5つの示唆(4)

(4)  関係性を示唆してくれる

  • 例えば、「当社には改善活動が浸透している」という設問の「そう思う」率が90%とする。一方で「当社の生産性はこの5年間で高まっている」の「そう思う」率が20%とする。この場合、改善活動と生産性向上が現場では繋がっていないことを示唆している。成果の収穫の仕組みがないことが原因かもしれない。また、設問間相関で検証することもできる。
  • 組織文化診断では、組織開発理論から設問の主語が「あなたは~」「職場は~」「当社は~」の3つに分かれる。個人とチームそして全社での現状とあるべき姿のギャップをみるためである。一般的な傾向として「あなたは~」設問の「そう思う」率が高く(肯定的回答)、「当社は~」設問の「そう思う」率が低い場合、業績が上向かないことが多い。(注:通常、どの組織でも個人の肯定は高く全社の肯定は低い。そのギャップが想定以上に開いている場合をここではいう)
  • 例えば、戦略系の設問と役割と責任に関する設問の相関が高い一方で、人材育成やスキルに関する設問との相関が低いとする。この場合、人材育成やキャリア形成を意識できるプロセスを事業計画やプロジェクト組織などに反映させていく工夫などが必要ではないか、という仮説が出てくる。

 

 

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