かつては一律30%改善といった考え方が多かった。特に90年代、BPRに代表されるように、BPOの活用を含め、抜本的な改善(取捨選択/選択と集中)が行われた。しかし、BPRの90%は失敗に終わっている。
生産性向上にはマネジメント原理からして大きく3つのアプローチがある。戦略的なアプローチ、方法改善アプローチそして人のアプローチである。
戦略的とはビジネスモデルの再考を前提とする。また、事業ポジションにおいてゾーン・マネジメント的にあるように位置づけを設定する必要があり。成長戦略前提の事業まで削減する必要はない。
方法改善はAIに代表されるように、目的に問題がなければ、より効率的・効果的な方法を選ぶことである。ただ、その際に注意しなければならないことは、目的的に考えることである。かつてのシステム導入ありきによって、どれだけ使わないシステムがあって、ブラックボックス化されたか思いだして欲しい。
最後は人である。時間意識である。これは行動習慣を問うものである。結論から言えば、振り返りの習慣が鍵となる(ドラッカーも同様にことを指摘している)。
そして生産性向上の取り組みは組織開発であるということを決して忘れてはならない。
