ダイナミック・アクティビティ・システムへ
戦略論の一つにアクティビティ・システムがある。戦略を実現する各優位性または各ベネフィットを有機的に繋げるものである。
人的資本への取り組みが重視される中、戦略や組織と連動したマネジメントとして柔軟に設計・運用していくことが欠かせない。
下記はディスカッション要約:
・スタティックなモデルは既に通用しない。ライフサイクルの変化を読み、それに適応した戦略、組織、業務そして役割設定が必要となる。それをダイナミック・アクティビティ・システムと呼ぼう。
・リスキリングは手段であって目的ではない。マネジメント原理から考えれば、役割は最後となる。外部環境つまり自社戦略からリデザインすべきではないか。
・結論になるのだが、価格を下げる戦略はない。市場を疲弊させる。価格戦略を考えるということは、自社のアクティビティ・システムを説明することに通じる。