2022年12月3日 心理的安全性
最近、心理的安全性に関する問い合わせが多い。
プロジェクト・アリストテレスで有名になったと思われるが、2008年の論文(E.C.エドモンソン)が最初かと思われる。
人の行動を集団(チーム)の中で生き生きとさせる条件とは何かについて触れたもので、これは“Immunity to Change “(2009)著 R.キーガン、L.L.ラヒーと本質的には似ていると思われる。それはチームにおける創造性の発揮と恐怖との関係である。
この心理的安全性についてディスカッションをした。下記はその要旨。
・言っていることはコーチングである。マネージャーというかチームを率いる立場であれば基本動作ともいえる。
・昔の日本の課長はメンバーのことを良く観て、聴いて、話した。そして時間外では腹を割って話したものだ。基本は日々のコミュニケーションではないか。
・リーダーシップの名著の一つ、海軍士官候補生読本には道義的リーダーシップという必須の条件がある。言い方は異なってもチームを率いる行動様式というのは不偏ではないか。