【人事制度】管理者3つの役割
管理者の役割というと多くは海外に関するものである。日本のマネジメント論での定義は意外と知らていない。畠山芳雄(かつての私の先輩)は維持機能、革新機能、育成機能の3つを挙げている。この考え方は40年ほど前の理論である。
1980年代、グローバル競争の中で危機を感じた米国で変革型リーダーシップが生まれる。ウォーレンベニスに代表されるように、マネージャーとリーダーの違いが指摘されるようになる。今でもマネージャーとリーダーは異なると考える傾向がある。その後、ミンツバーグは異なる見解を示すことになる。
上記3つの機能は経営の状況によってウェートは異なるものの、上に立つ者の、役割の本質を示している。今でも色褪せることはないように思える。管理者の評価として参考されてはどうか。